産後に抱える悩みといえば「赤ちゃんの体重が増えない」「ミルクをしっかり飲めない」「湿疹がでた」など、ほとんどが赤ちゃんの成長に対してのものばかり。
でも、妊娠前の体型が戻らない・腰痛がひどい・おっぱいの出が悪いなど、ママ自身の身体の悩みも多く抱えているのではないでしょうか?
そのなかでも意外と蔑ろにできないのがヘアケアの悩みです。出産後にごっそり髪の毛が抜けてしまうのは誰もが経験すること。
抜け毛は産後のホルモンバランスが安定すれば、元の状態へと戻っていくものなのでそれほど危惧する必要はありませんが、それよりも気にかけるべきは白髪。
妊娠・出産を機に白髪が増えたと感じることはないでしょうか?
ただでさえ育児に追われて疲労感まる出し。自分の身だしなみに気を遣っている余裕もないというのに、白髪なんて生えてしまったらそれだけで一気に老けて見えます。
産後に白髪が増えるのにはちゃんと理由があります。
その理由を知ることができれば、白髪がこれ以上増やさないように予防・改善することができますよ。それどころかハリ・コシのある美しい黒髪に戻ることだって可能なのです。
白髪問題を解決するためには、まず第一に白髪になってしまう原因やメカニズムをすることが大切です。
一般的に、白髪が生え始めるのは40代以降のいわゆる中年期。身体の機能が低下・老化することで、黒髪が黒くなることなく生えてくるのわけです。
では「黒髪が黒くなることなく生える」とはどういう意味なのでしょう?
はい、髪の毛はもともとは黒ではないんです。生えるまでの間に白髪に黒い色素をつけることによって黒髪に変身してるのです。ちょっと驚きですよね。
髪を黒くさせるのは、毛根のまるく膨らんだ部分(毛球部)に存在するメラノサイトと呼ばれる色素細胞の仕業なのです。
メラノサイトは、髪の毛の生成時チロシンと呼ばれるアミノ酸とチロシナーゼと呼ばれる酸化酵素を結びつけることでメラニン色素を生み出します。
メラニン色素といえば、シミの代表的な原因のひとつなので知っている人も多いと思いますが、実は若々しい黒髮を保つためには欠かせない存在なのです。
ただし、メラノサイトの働きが弱まったり、チロシン・チロシナーゼの量が不足してしまうと、結果として満足なメラニン色素を生み出すことができず、白髪が生えてくるのです。
年をとれば、それだけ身体も衰えてくるのが普通です。白髪が生えてきても諦めがつくというもの。
でも、20代・30代のまだ白髪とは縁遠いように思えるママでも白髪が生えしまう場合がありますよね?この場合は「白髪=老化」とは言い切れません。
老化のほかにも白髪になる理由はいくつか存在します。
髪の毛って強いように見えて、意外とデリケート。以下のような理由で黒髮が白髪になることもあるんですよ。
どうでしょうか?遺伝や病気は抜きにしても、下の4項目が当てはまる産後ママは非常に多いのではないでしょうか。
子育て中は、ママの食べた栄養のほとんどは母乳を通じて赤ちゃんへと吸い取られてしまいます。それがたとえミルク育児であっても、育児としながら毎日しっかり栄養のある食事を摂ることはなかなか難しいものですし、調理する時間もろくに取れませんよね。
栄養不足が続いてしまうと生命を維持する最低限にだけ栄養が回らなくなります。優先順位の低い毛根にまで栄養が送られなくなってしまうのです。髪を黒くするメラノサイトは血液から栄養をもらって機能しているので、結果しとして白髪を招きます。
出産後半年から1年間は「ぐっすり熟睡した」というママのほうが少ないでしょう。ほとんどのママが慢性的な睡眠不足を抱えて生活しているはずです。
実は睡眠も髪の成長には大きな影響を与えます。というのも、人は眠っている間に成長ホルモンが分泌されますが、この成長ホルモンは髪を作るうえで非常に重要な存在。睡眠時間が削られれば削られるほど、成長ホルモンの分泌量が減って健康な髪が育たちにくくなくなってしまいます。
慣れない育児でストレスが堪らないわけがありませんよね?産後は「産後うつ」という症状があるくらいホルモンバランスが乱れやすい状態にあるので、ちょっとしたことで怒ったりナイーブになったりということも少なくありません。
人はストレスを抱えると、身体中の血管を収縮してしまうので血行が悪くなり、毛根まで栄養が行き渡らなくなってしまいます。
妊娠中は赤ちゃんに栄養を送り出すために、血液量が妊娠前の1.5倍まで増えます。そかし、出産に伴いその血液量も減ってしまいますから、血液中にある栄養もスムーズに運ばれなくなってしまいます。
どうです?こうやってみると産後のママって「白髪になりやすい環境」に置かれているわけなのです。
いくら白髪ができやすい環境にあるのだと理解できても、白髪が生えたままでいるのはなかなか耐えられるものではありません。
スッピンでいることよりも目立った白髪があるほうが、人は実年齢より老けてみえるのはご存知でしょうか?5歳〜10歳以上も年上にみられてしまうこともザラではありません。
白髪を目立たないようにさせるためには、いくつかの方法があります。順に確認していきましょう。
白髪を抜くという方法は、白髪が数本しかないのならとても有効的な手段だと思います。気づいた時に特別な道具がなくても一瞬で目立たなくさせることができます。すでに実践しているママも多いでしょう。
しかし、これは本当に良い解決策といえるでしょうか?
髪の毛を抜いてしまうと、抜いた部分の毛穴が傷ついてしまいます。そこからバイ菌が侵入すれば炎症を起こすこともあります。また、髪の毛の細胞を無理やりむしり取っているので、その後に髪の毛が正常に生えてこない恐れも。
「抜くのは痛いから」と根元のキワで短くカットしてしまう方法。
この方法なら頭皮や髪へ影響を与えることはありませんが、短い白髪がピンと跳ねてかえって目立ってしまう可能性(いわゆるアホ毛という現象)があるのであまりオススメできません。
白髪の数がそれなりだとヘアカラーやカラーリングも選択肢に入ってくることでしょう。
美容室で染めることもできますし、行く余裕がない人でも市販品があります。今はオシャレな白髪染めがたくさん販売されているので、割と抵抗なく買えてしまえるのではないでしょうか。
ただし、産後しばらくはホルモンバランスの乱れからママの身体もかなりデリケートな状態にあるので、それまでカラーリングで肌荒れしなかった人でも炎症を起こす可能性が高くなるということはだけはしっかり認識しておいてください。
また、母乳育児をしている人はカラーリングの成分が血液中に浸透してしまう可能性も全くゼロではないので、赤ちゃんの影響を考えるなら卒乳まで控えるのがベター。
その辺のリスクを承知の上でも白髪を染めたい!という場合は、なるべく天然成分で作られたものを使うこと。それならばまだ、デリケートなママでも炎症を起こさずに白髪を染めることができるかもしれません。
また、大事をとるのであれば母乳育児のママはカラーリング後しばらくの間、母乳ではなくミルクを与えるようにすると良いでしょう。
しかし、これらの解決策は全て白髪が生えてしまった状態に対してのもの。
根本から白髪問題を解決したいのであれば、黒髪が生えるように働きかけるほうがよっぽど効率的だと思いませんか?つまり、黒髪の元である、メラノサイト・チロシン・チロシナーゼの働きを活性化させてしまえばいいのです。
まだ若いママなら産後の白髪は一時的なもの。ママがちょっと意識してあげるだけで妊娠前の黒髪に戻ることは難しくありません。
メラノサイト・チロシン・チロシナーゼの働きを活性化させることが黒髪復活の近道なわけですが、産後ママを取り巻く環境というのはそう簡単に変えられるものではありませんよね?
誰よりもママ自身が「しっかり栄養を摂りたい」「ぐっすり寝たい」「ストレスなく過ごしたい」と思っているはず。
そこで、白髪問題を解決へ導いてくれる栄養素とそれを含む食品をピックアップしてご紹介しますので、今後の食事作りに役立ててもらえたらと思います。
メラノサイトがしっかり機能してくれれば、産後の白髪も黒髮へと復活させることができます。メラノサイト活性化に必要な成分といえば
このふたつ。特にカルシウムは20代30代の女性の摂取が少なく、妊娠・出産で大量に消費する栄養素。白髪問題を抜きにしてもカルシウムは積極的に摂りっていきたいものですね。
カルシウムは、牛乳・チーズをはじめとした乳製品、干しエビやモロヘイヤなどにも多く含まれています。
日頃から銅を意識して栄養を取っている人はそう多くないと思います。しかし銅は、鉄分をサポートして貧血を予防したり、睡眠不足・ストレスなどで発生する活性酸素を取り除く働きがあります。
体内において、銅は酵素の主成分となり、生命活動を維持する重要な成分でもあるのです。チロシンとチロシナーゼの合成にも銅は必要不可欠です。
エビやタコ、カシューナッツや大豆、そしてココアにも銅は含まれているので、意外と身近な成分なんですよ。
チロシンは髪だけでなく、神経伝達物質の原料にもなるアミノ酸のひとつ。そのため、チロシンを積極的に摂取することでストレスを緩和してくれるので、産後うつの改善も見込めます。
チロシンはチーズを始め、鰹節、高野豆腐、きな粉、大豆に多く含まれています。
チロシナーゼは体内にもともとある酵素のひとつ。合成には銅が欠かせませんし、チロシンを含む栄養素と合わせて摂取することでよりパワーアップします。
大豆・カシューナッツなどの豆類、ごぼう・パセリ・ニンニクなどの野菜、玄米などの穀類を食べることでチロシナーゼの働きを活発にすることができますよ。
ただし、チロシナーゼを含め体内にある酵素は数に限りがあるため、生命活動に欠かせないものから優先的に使われていきます。
しかも、加齢とともに酵素の数は減少していくので、優先順位の低いものだとほとんど酵素が供給されない状態になるというわけ。「髪の毛が黒い・白い」は、それほど生命に関わるものではありませんので、当然優先度が高くありません。
髪への働きかけを担う酵素チロシナーゼ自体が不足していれば、メラニン色素を発生することはできませんから、いくらメラノサイト・チロシン・チロシナーゼに良いとされる栄養素を積極的に摂ったとしても、黒髮になることはできません。
逆にいえば、これらの改善策を全て試しても白髪が改善されなければ、それは体内酵素が不足している証しなのです。
だからといって、まだ黒髪を諦める必要はありませんよ。
体内の酵素が不足しているのなら、外から酵素を補ってあげれば良いだけ。
酵素は生の野菜やフルーツ、刺身、味噌や納豆などの発酵食品に含まれているのですが、効率良く酵素を摂るなら酵素サプリか酵素ドリンクを飲むのがオススメ。
ただ、酵素サプリ・酵素ドリンクといっても数え切れないほどの商品が販売されており、なかには酵素の量はほんのちょっと・・・というものも少なくありません。
そこでオススメしたいのが若榴da檸檬という酵素ドリンク。この若榴da檸檬、実は女性特有の髪の悩みに特化した酵素ドリンクなのです。
山野草を発酵させた、乳酸菌やビフィズス菌を配合した酵素ドリンクは決して珍しいものではありません。
でも、若榴da檸檬はこれに加えてザクロ・青レモン・山ぶどうという、ほかの酵素ドリンクでは見かけない素材を利用しています。
どれも、非常に栄養価が高く乱れがちな産後ママのホルモンバランスを安定させる働きがあります。とくに、青レモンに含まれるクエン酸にはミネラルの吸収を高める作用があるので、頭皮トラブルにもってこい。
そして、酵素ドリンクに含まれる酵素そのものが、低下した基礎代謝を上げてくれるので、血行促進・免疫力アップ・腸内環境改善など嬉しい効果が期待できます。
若榴da檸檬を飲み続けた人のなかには、白髪がなくなったのはもちろん、髪にツヤが出てトリートメントが不要になったという声も聞かれます。
さらには、便秘が改善してダイエット効果まであったという人も。飲み続けるだけで、白髪問題の解決だけでなく産後ダイエットも可能にしてしまうわけですから、産後ママには願ってもない商品だと思います。
これから先の未来を考えるのなら一時的な白髪対策をするより、身体の内側から改善してしまうほうが時間はかかっても、本当の若々しさを手に入れられると思いませんか?