妊娠はみんなを笑顔にしてくれる出来事ですが、その分流産はママにとって一番悲しいことではないでしょうか。
流産手術で体にダメージが残り、さらに「もっとなにか対策ができたのでは・・・」と自分を責めてしまうママも多いと思います。
そして「次も流産してしまったらどうしよう・・・」という不安が頭から離れないこともあるかもしれません。
じつは流産の確率は全体の10〜15%にもなり、高齢になればなるほど確率は上がっていきます。少なくとも100人に1人以上のママが流産している計算で決して低い数字ではないんです。
流産を経験したママの「赤ちゃんをあきらめたくない、次の妊娠では元気な赤ちゃんを産みたい」という強い願いを叶えるには、まずはママ自身をいたわって、体と心を回復させるのが大切なんです。
まずは自分を責めたりせず、気分を少し楽にして、次の妊娠に向けて一歩を踏み出してみませんか。
適切な栄養素や生活習慣、ストレスを溜めない生活など、すぐにでも始められることはけっこうあるんです。
中でも妊娠中のサプリメントというイメージのある葉酸サプリは、流産手術で子宮が受けたダメージを回復し、流産のリスクも減らすはたらきがある栄養素なんです。
流産手術(そうは手術)後の子宮の中は、引っ掻かれたような状態で子宮内膜が薄くなってしまっています。
次の妊娠を考えるなら、子宮のダメージは回復しておきたいですよね。
妊娠しやすい理想の子宮は、受精卵が着床しやすいフカフカで厚い子宮内膜があることが条件です。
最初に卵子の入っている卵胞が育ち、卵胞が育つと分泌される卵胞ホルモンを引き金に黄体ホルモンが分泌されるようになります。
黄体ホルモンは子宮内膜をフカフカで厚く、受精卵が着床しやすい状態に変化させる作用があり、流産手術から子宮を回復させるために欠かせないホルモンなんです。
葉酸は血行を良くする効果を持った栄養素なので、子宮の血行も良くなり卵胞が活性化します。
卵胞が育つことで卵胞・黄体ホルモンが順次分泌されていき、妊娠に適したフカフカの厚い子宮内膜になっていくんですね。
葉酸とあわせて、さらに血行を促進する習慣や栄養素もどんどん取り入れましょう。
適度な運動は血行が良くなったり、ストレスの解消になったり、いろんなメリットがたくさんあります。
ウォーキングや水泳やラジオ体操など、比較的弱い力が筋肉にかかり続ける有酸素運動で、できれば毎日20分以上続けると効果的とされています。
ビタミンB群にも毛細結果を広げて血行を良くする効果があり一緒に摂取すると効果的です。
たんぱく質は消化するときに熱を出すので、体温を上げて体を温め、血行を良くするのに役立ってくれます。
葉酸とあわせて取り組んで、子宮を次の妊娠にベストな状態に回復させたいですね。
ただ無理は禁物で、お医者さんから「この期間が経過してから妊活をはじめてください」という休息期間の指示は必ず守る必要があります。
まずはママの健康を第一に、ゆっくり体と心を回復させましょう。
葉酸は細胞分裂するときに遺伝情報を伝えるDNAの異常を減らし、奇形を防いでくれます。
初期の流産の原因で多いのが、受精卵の先天的な奇形。育つことができない受精卵が消えていく状態で「化学流産」と呼ばれます。
葉酸を摂取することで受精卵の異常を防ぎ、初期の流産を防いでくれるんですね。
男性が摂取しても精子の奇形を防いで、さらに妊娠の確率も上がるというデータもあります。
夫婦一緒に葉酸を摂取して、心をひとつに取り組むのもとても心強いのではないでしょうか。
また流産の原因はほかにもあり、血液中の悪玉アミノ酸「ホモシステイン」が流産を引き起こすと言われています。
葉酸は「ホモシステイン」を害のないアミノ酸に分解してくれる効果があり、ここでも流産を防いでくれるんです。
流産の原因を解消してくれる葉酸は「次も流産してしまったらどうしよう・・・」と不安になっているママの強い味方になってくれるんですね。。
流産はママにとって辛く、精神的なストレスをともなうものです。
流産のショックや次の妊娠への不安から来るストレスは、ホルモンバランスの崩れを招き、かえって妊娠しにくい状態や流産しやすい状態を作ってしまいます。
葉酸は「うつ」の治療にも使われるほど、心の緊張や不安をやらわげてストレスを解消してくれる効果があり、ホルモンバランスを正しく保って次の妊娠に備えることができるんです。
辛さは忘れる事はできないかも知れませんが、前に進むために強い味方になるのが葉酸サプリなんですね。
流産手術からのダメージをしっかり回復して、次の妊娠・出産を安心なものにしていきましょう。